「リフレクソロジー?足裏を押すんですよね?」
日本では「リフレクソロジー=足裏を中心に行う施術」というイメージが一般的です。
けれども、本来リフレクソロジー(Reflexology)は、足だけを対象とするものではありません。
手や顔、耳など、身体の一部と全身との関連に着目したさまざまな反射療法があります。
では、リフレクソロジーとは、どのようなものなのでしょうか。
リフレクソロジーとは?
リフレクソロジー(Reflexology)は、英語の「Reflex(反射)」に由来する言葉です。
英語の「Reflex(反射)」+「ーology(ー学)」を合わせた言葉で、反射療法または反射学と呼ばれています。
足や手には、身体の各部位と対応すると考えられている反射区(reflex areas)があり、それらを身体の地図のように捉える考え方があります。
リフレクソロジーは、そうした反射区を刺激することで、心身のリラクゼーションや健康維持をサポートする補完療法/代替療法の一つとされています。
また、ゾーンセラピー(zone therapy)とも呼ばれ、身体を縦に10のゾーンに分け、足や手の特定部位を刺激することで、同じゾーンに属する体の器官や部位に影響を与えると考えられています。
日本では足を中心とした施術が広く知られていますが、海外では、身体の一部と全身との関連に着目し、
Foot Reflexology(フット・リフレクソロジー)
Hand Reflexology(ハンド・リフレクソロジー)
Facial Reflexology(フェイシャル・リフレクソロジー)
というように表現されます。
つまり、リフレクソロジーは「足裏だけのもの」ではなく、より広く、身体の一部と全身との関係を考える反射療法の一つとして捉えることができます。
足に触れることで、全身をみる
リフレクソロジー(フット)では、足という身体の一部分に触れていきます。
けれども、そこで目を向けるのは「足だけ」ではありません。
足に触れながら、その方の身体全体をイメージする。
そして、心と身体の緊張がゆるみ、ゆっくりと休息できる時間をつくる。
そんなふうに、足への心地よい刺激を入口として、全身・身体全体に、そして心にも働きかけていくことが、リフレクソロジーの魅力の一つだと当協会では考えています。
施術を受けているうちに眠ってしまったり、
「足を触ってもらっただけなのに、〇〇(身体の一部)まで変わった」
「施術の後は気持ちまで軽くなった」
と感じる方がいるのも、足への刺激だけでなく、触れられることそのものが心身広く働きかけるからかもしれません。
反射区を刺激すれば、病気が治る?
ここは、リフレクソロジーを学ぶうえで大切にしたいところです。
リフレクソロジーには、足や手などに身体全体が反映されているという考え方があります。
一方で、
「この反射区を刺激すれば、この臓器の病気が治る」
「足裏の特定の場所を押せば、身体の特定の場所が直接改善する」
といった医学的な因果関係が確立されているわけではありません。
リフレクソロジーは、病気を診断したり治療したりする医療そのものではなく、心身のリラクゼーションや休息、健康的な生活を支える補完的なケアとして考えることが大切です。
だからこそ、私たちはリフレクソロジーを「症状を治すための技術」としてではなく、その人の心身全体に目を向け、心地よく安心して過ごせる時間を支えるケアとして大切にしています。
足裏を押すだけではないリフレクソロジー
リフレクソロジーを学ぶにあたり、反射区の位置を覚えることは基本となります。
けれども、実際の施術では、それだけではありません。
・その日の身体の状態
・足の感触
・緊張の入り方
・その方の生活習慣
・施術を受ける方がどのように刺激を感じているのか
そうしたことにも目を向けながら、その方に合わせて触れていくことが大切になります。
リフレクソロジーは、足裏の反射区を「覚えて押す」だけの技術ではありません。
足に触れることを入口に、その人の心と身体をみていく。
それが、当協会が考えるリフレクソロジーです。
女性の身体は、妊活、妊娠、出産、産後、更年期など、ライフステージによって大きく変化します。
だからこそ、その人の「今」を知り、その時々の状態に合わせてケアを考えることが大切です。
ホリスティックウィメンズケア協会では、リフレクソロジーを通して女性の身体をより深く学び、安全に、そしてその人に寄り添えるセラピストを目指しています。
リフレクソロジーの歴史や、さまざまなスタイル、そして「なぜ足に触れるのか」。
知れば知るほど、リフレクソロジーの世界は奥深いものです。
これからの記事で、一つずつご紹介していきます。
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