「イギリスでリフレクソロジーを学んだ」とお話しすると、「英国式リフレクソロジーですか?」と聞かれることがあります。
以前、このブログでも「英国式リフレクソロジー」という呼び方について書きましたが、私がイギリスで学んだのは、「英国式」という名称の手技ではありません。
学んだのは、『近代リフレクソロジーの祖』とされるユニス・インガム(Eunice D. Ingham)女史の理論と手技を受け継ぐ International Institute of Reflexology(IIR) の インガム・メソッドです。
リフレクソロジーの歴史をたどると、20世紀初頭、アメリカの医師 ウィリアム・H・フィッツジェラルド(William H. Fitzgerald) が提唱した Zone Therapy(ゾーンセラピー) が近代リフレクソロジーの大きな出発点の一つとされています。
その考え方をさらに発展させ、足の反射区を体系化し、世界へ広めた人物がユニス・インガム女史でした。
そして、そのインガム女史の教育とメソッドを現在まで継承している教育機関の一つが International Institute of Reflexology(IIR) です。
インガム女史亡き後は、甥のドワイト・バイアーズ(Dwight Byers)氏がその発展に尽力してこられました。

International Institute of Reflexology(IIR)Diploma、Eunice Inghamユニス・インガム著書『Stories the Feet Can Tell』、IIR Foot Chart
私はイギリス滞在中、このIIRで学び、ディプロマを取得しました。
今年で、取得から20年になります。
もちろん、この20年間で学んだことはインガム・メソッドだけではありません。
女性の様々なライフステージについての学び、理論だけでなく整体などの手技、そして、医療機関での施術、専門学校他で講師としても活動してきました。
施術も、その方の状態や目的に合わせて工夫しながら行っています。
それでも、私のリフレクソロジーという「原点」は、今も変わりません。
足に触れ、その人全体を感じること。
反射区を機械的に押すのではなく、目の前の一人ひとりの身体と向き合うこと。
そうした考え方は、私が最初に学んだインガム・メソッドの中で育まれたものです。
そしてこの20年間、様々な方への施術を通して、足への心地良い確かな刺激でその方の心と身体が変わっていくこと、その方の自然治癒力に働きかけることを見てきました。
だからこそ、新しい知識や技術を学び続けながらも、その土台だけは大切に守り続けたいと思っています。
日本では「英国式」「台湾式」などの呼び方を耳にすることが多く、IIR や インガム・メソッド の名前を見かける機会は決して多くありません。
しかし、世界に目を向けると、ユニス・インガム女史の考え方は現在も多くのリフレクソロジストに受け継がれています。
世界各国で現在行われているリフレクソロジーの流れがインガム女史からであることも広く知られています。
私自身も、その流れの中で学んだ一人として、これからもインガム・メソッドを大切にしながら、日本の女性たちに安心して受けていただけるリフレクソロジーを届けていきたいと思っています。
もし「インガム・メソッドのリフレクソロジーを受けてみたい」「どのような施術なのか興味がある」という方がいらっしゃいましたら、サロンでも実際に体験していただけます。こちらまでお問い合わせください⇒☆☆☆
また、協会では、このインガム・メソッドを土台に、女性のライフステージに寄り添うリフレクソロジーもお伝えしています。
これからも、このブログではリフレクソロジーの歴史や学び、そして「足」にまつわるさまざまなお話を、「足のよもやま話」として少しずつご紹介していきたいと思います。
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