イギリスで学んだら「英国式リフレクソロジー」?
20年近く前のイギリスからの帰国当時から、「イギリス滞在中にリフレクソロジーを学びました。」と伝えると、
ほぼ10人中10人から「では、英国式リフレクソロジーなんですね」と言われました。
「イギリスでアロマセラピーを学びました」に対しては、これもまた「英国式アロマセラピーですね」と言われます。
私は、イギリス人講師からアロマセラピーを学び、IFPAの資格を取得しましたが、『英国式アロマセラピー』という言葉も日本帰国後に初めて知りました。
その英国人講師は、『アロマセラピーの母』と呼ばれるマルグリット・モーリーの愛弟子で、イギリスでアロマセラピーを広めた第一人者でもあるミシェリン・アルシェのサロンで20年ほど勤めるシニアセラピストでありインストラクターでもある方でした。
*アロマセラピーについてはまた別ブログでお伝えします。
けれど、「イギリスでインディアンヘッドマッサージを学びました」と言うと、誰からも「英国式インディアンヘッドマッサージ」または「英国式ヘッドマッサージ」だとは思われないのです。
*インディアンヘッドマッサージは、イギリスでインド人講師から学びました。
ちなみに余談ですが、インディアンヘッドマッサージと伝えた時に「え?頭に羽生えてる人から教えてもらったの?」「何のマッサージ?」と返されて、何を言われているのか一瞬分らなかったことがあります(笑)
「アメリカインディアンのヘッドマッサージ」だと思われたようでした。
セラピストさんであれば、アーユルヴェーダが頭にあるのですぐに『インドの・・・』と思うのですが、一般の方にはわかりづらかったようです。
確かに私は、イギリスでリフレクソロジーを学びました。
けれど、私自身は、自分のリフレクソロジーを「英国式」と表現したことはありません。
*私が学んだのは、「近代リフレクロソジーの母」とされるユニス・インガムのメソッドを継承するInternational Institute of Reflexology(IIR)のリフレクソロジーです。
「英国式リフレクソロジー」は、万国共通?
日本では、リフレクソロジーを「英国式」「台湾式」「東洋式」などと分類して紹介することがあります。
特に「英国式」という呼称は、日本では広く知られています。
日本人の英国への好意的な感情から「英国式リフレクソロジー」とイメージ戦略の一環として名付けられたのが始まりであるようです。
イギリスで学んだ方、イギリス人講師を招いてのスクールが、「元祖英国式」「英国式」としてのリフレクソロジーを展開してこられたようです。
イギリスに「英国式リフレクソロジー」はある?
一方、私自身がイギリスで生活し、リフレクソロジーを学んだ経験の中では、日本で使われるような意味で「英国式リフレクソロジー」という名称を、一般的な分類として目にすることはありませんでした。
イギリスのホテルなどでサロンメニューとしてよく記載されているのもReflexologyのみ。
私の知人のイギリス人セラピストの個人サロンでもReflexologyでした。
*タイのホテルでは、Thai Traditional Massageとして、いわゆるタイ古式マッサージはあるようです。
海外のサロンでは、日本のように『〇〇式』を大きく掲げていることはないようです。
基本的には『Reflexology』のみで、施術の詳細としてどのような施術かが書かれていることはあります。
また、リフレクソロジースクールであれば、Ingham Methodであったり、Marquardt Reflexologyといったように、創始者の名称が記載されていたりします。
言葉の使われ方とイメージの重要性
私自身は昔からイギリスが好きなので、「英国式」という言葉を見ると心惹かれてしまいます。
大学時代に言語学を学んでいたことや文化人類学にも興味があったことから、言葉の使われ方も気になって^^
イギリスの高級スーパーでは「しいたけ」が販売されていました。
(我が家の近くでは、中華食材店、日本食材店、そのスーパーでしか取り扱いがなかった)
そこで大きく書かれていた名称が「Japanese Mushroom Shiitake」でした。Shiitake Mushroomという表記もどこかで見かけたことがあります。
・なぜShiitakeのアルファベットが?
・イギリスではしいたけは知られていないから、Japanese Mushroomという説明付きでの名称?
・しいたけって日本のものだっけ?
などなど、疑問があふれました。
ちなみに、日本のみかんはスーパーでSatsumaとして販売されていました。これも色々名前の由来があるようです。
単なる「〇〇シャンプー」では全く売れなかった製品が「・・・・・・〇〇シャンプー」となっただけで売上倍増!もよくある話。
いかにイメージさせるか、ネーミングって大事ですよね。
「英国式」はそこに日本のイギリスやイギリス文化などへの好意的な印象もあって、リフレクソロジーの心地良さと相まって広まったのでしょう。
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話が微妙に逸れてしまいましたが、イギリスで学べば「英国式リフレクソロジー」ではありません。
イギリスでBritish Reflexologyを受けたい・学びたいと言えば、けげんな顔をされるであろうことは間違いありません。
一概に「〇〇式」とされていても、教育機関やスクール、サロンによって手技が異なることもあります。
商標登録をされているような手技であれば、ほぼ同じと期待できるかもしれません。
イギリスで広まったリフレクソロジーはアメリカのユニス・インガムからの流れです。
そうした意味では、「英国式リフレクソロジー」という名称であれば、基本的には同じ理論や手技に基づくと考えても良いかと思われます。
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