サロンをオープンする準備の備品選び。
インテリアにも頭を悩ませますが、こちらもまた考えるところですね。
サロンへの思い入れあればこそなので、それもまた楽し♪
ですが、迷うところでもあります。
ベッドなどに比べると低価格とはいえ、『塵も積もれば山となる』ですから、後で後悔しないよう良いものを選びましょう。
例えばこの3つの種類のフットバス(お湯を使うもの)。
皆さんはどれを選びますか?
①木製やアルミなどでのたらいタイプ
②発泡スチロールでの深型タイプ
③バブルや加温式などの機械タイプ
それぞれのポイントは、
・バリニーズサロンなど、サロンの雰囲気と合わせるなら①
・ふくらはぎまで温まるが、安っぽくて味気ないと最初は敬遠されがちな②
・ジェット式など泡が出るもの、加温式で温かさが持続するもので選ぶなら③
でしょうか。
どれを選ぶかは貴女のサロンで何を重視するかで考えるといいですね。
フットバスはサロンでお客様のお身体に対して最初に提供することが多いものです。
サロンにわざわざお越しいただくのだから、非日常的な空間で極上のリラクゼーションをとはセラピストとして望むところですよね。
ここで、発泡スチロールではサロンのイメージが著しくダウン!
と思われるのであれば②は避けてよいでしょう。
オールハンドにこだわるので、機械的な音や振動はパス!であれば、③を避けます。
そして、もう一つのポイントが、フットバスの目的は?です。
これは、
・リラックス
・足の消毒
・温める
におおむね分けられるでしょう。
もし貴女のサロンが体質や不調の改善に重きを置くのであれば、見た目よりも機能性重視で②の発泡スチロールタイプを選んでほしいところです。
③の機械タイプだと、くるぶしより上まで水が入るものがなかなかありません。
もしこのタイプを検討されるなら、水が何㎝入るか?を事前によくチェックしてみてくださいね。
①にしても加温式ではない③にしても、浅型のものはあっという間にお湯が冷めてしまいます。
カウンセリングの際にフットバスを使用される場合など、お話が長引くこともありますのでご注意を。
フットバス後にがっつり温めるメニューがある場合には、フットバスは施術への期待を高めるようなイメージ重視でもよいでしょう。
②の発泡スチロールタイプを選ばれる場合には、お客様にもその理由をしっかり伝えましょうね。
「な~んだ、発泡スチロール?」とがっかりされないよう、お身体の改善を考えてのことだとご理解いただくことが貴女のサロンの価値と信頼を高めてくれます。
では、貴女のサロンにぴったりなフットバスと出会えますように。