産婦人科医の早乙女智子先生をご紹介させていただきます。
先生には、当スクールのマタニティケア講座のテキストをご監修いただきました。
【早乙女智子先生略歴】
1986 筑波大学医学専門学群卒業
2013-2016 京都大学大学院医学研究科女性生涯看護学後期課程
1986-1991 国立国際医療センター産婦人科研修医・レジデント終了
臨床薬理学教室在籍
1991-2000 東京都職員共済組合青山病院産婦人科医員
2000-2003 NTT東日本関東病院産婦人科医員
2003-2006 ふれあい横浜ホスピタル産婦人科医長
2006-2016 神奈川県医師会 神奈川県立汐見台病院産科副科長
2016- 京都大学大学院医学研究科客員研究員、身原病院
2016- 厚生労働省社会保障審議会人口部会委員
2016- 厚生労働省エイズ性感染症小委員会委員
2011- 国際協力NGOジョイセフ(公益財団法人)理事
2012- 性と健康を考える女性専門家の会会長
2012- 消費者庁消費者安全調査委員会委員
2015-2016 聖路加国際大学大学院看護学研究科 臨床教授
【専門】人口問題、家族計画、セクシュアルヘルス
【所属学会】
日本産科婦人科学会(専門医)
日本性科学会(理事、認定セックスセラピスト)
日本生命倫理学会(研究開発委員)
日本人口学会
日本性感染症学会
【著書 翻訳 監修等】
『避妊―STD(性感染症)対策も確実に、賢い選択を (女医さんシリーズ)』 主婦の友社 1999
『13歳からの恋とからだノート』新講社2005
『30代,40代はじめての妊娠・出産安心ブック』永岡書店 2008
『保健体育のおさらい』 自由国民社 2011
『避妊ガイドブック』文光堂 2000
『ピル博士のピルブック』メディカルトリビューン 2001
『妊婦マッサージ』 医道の日本社 2014
『ピル適正使用マニュアル』じほう 2000
『カラダと気持ち』 三五館 2001
『ラブ・LOVE・えっち』 保健同人社 2002
『ガールズセックス』 共同通信社 2003
『思春期の性の問題をめぐって』 診断と治療社 2011
『現代用語の基礎知識』 「性」 自由国民社 2000-2014
『女性のからだと卵子のひみつ 卵子story(ランコストーリィ)』 小学館 2004
『徹底図解 女のからだQ&A』宝島SUGOI文庫 2008
『子宮内膜症―治療の選択肢とつき合い方 (サードオピニオンシリーズ)』SSコミュニケーションズ2003
『人に聞けない育児のちっちゃな悩み』 メディアファクトリー 2010
『女の子が大人になるとき』 少年写真新聞社 2011
1995 WAS(世界性の健康学会) ポスター賞受賞
2010 村松志保子顕彰会 感謝状受賞
2012 神奈川レッドリボン賞受賞
など
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早乙女先生には、お会いするたびにたいへん勉強させていただいております。
産婦人科医としての専門知識やご経験は言うまでもなく、所属される学会をはじめ様々な分野での幅広い知識、高い志と問題意識をもって取り組まれているお姿には、ただただ圧倒されるばかり。
他の方にはできないと思われるほどお忙しい中、男女お二人のお母様でもある早乙女先生。
厳しい場面も多いであろう場でも女性への思いやりと応援の気持ちを持たれているのは、ご自身が同じ立場を経験されたからこそなのでしょう。
最も尊敬する女性のお一人です。
Amazonの早乙女先生ご紹介欄には、このようにありました。
『5年間毎年妊娠(出産・子宮外妊娠・流産・流産・出産)で患者経験を堪能。
・・・中略・・・
「日本の産婦人科医療はもっと女性に優しくなれる」という視点で医療現場改革を実践。』
産婦人科医といえど、日本はまだまだ男性社会であることを感じることがあります。
私が妊産婦ケアを志したのも、妊活から出産・産後に至る産婦人科でのつらい体験があったから…でした。
もし、妊娠中に早乙女先生や宮下先生(実習先のみやした助産院院長)に出会えていたら、とどれほど思ったことか。
今は娘世代の将来に思いを馳せつつ・・・
早乙女先生であればこその、今後のご活躍と日本のお産がどのように変わっていくのかをとても楽しみにしています。
お二人に信頼していただけるセラピストを育成していけるよう、卒業生も活動していけるよう、日々精進してまいります。