いよいよこの4月から更年期ケア講座がスタートします!
なぜ更年期ケア?と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
皆様ご存じのように、おかげさまでこれまで妊活ケア・マタニティケア・産後ケアを長くご提供させていただいてきました。
私自身がかつてその時期に悩んでいた時、こんなことを知っていたら違っていたかも、こんな風にしてもらえていたら嬉しかった、という思いがそのベース。
そして、今回の更年期ケア講座は、私自身が今!そしてこれからの人生のために知りたいこと!が盛りだくさんに詰まっています。
マタニティケア講座卒業生の方向けに一度プレ講座として開催したのですが、内容が濃厚過ぎて、生徒さんも私も書き留めるのも必至という3日間でした。
私も、自分自身の備えとしてこれまでに何度か更年期について学んだことがあります。
医療従事者やセラピストさんが講師の講座でした。
ところが、どうしてもある側面のみの解釈になってしまうのです。
たとえば、更年期のお悩みの対応策として『食事』『運動』という一言が含まれていても、具体的に何をどうすればよいかという肝心なところまでは触れられず、ほぼ『食事に気を付ける』『運動をする』という一文だけで終わってしまいました。
講座を開催された医療従事者の先生に、私や周りの更年期世代の友人たちの身体の変化について聞いてもわからないということもありました。
おそらく医学的な病名のつかない症状だったので、その先生としては対応されることもなかったものなのでしょう。
(けれど、当事者にとっては深刻な悩みです!)
ハーブや精油での更年期ケアも、ここ最近よく聞くようになってきました。
言うまでもなく、私もずっと活用してきた分野ですし、その薬理効果はわかっていても、それだけで更年期の症状に対応できるかと言われれば、残念ながらそれだけでは不十分です。
ある医療従事者の方の講座では、『更年期は〇〇期だと考えましょう。(そして楽しく・・・)』という精神論に近いものもありました。
もちろん更年期症状の原因にそうしたある側面がドンピシャにはまれば、その方の悩みは改善することでしょう。
けれど、更年期の症状にも、これから先の人生を健やかに生きていくためにも、『何かだけ』ではだめなのです。
私たちの身体は私たちの食べるものでできている。
これは正しい。
でも、いくら質の良いものを必要な量だけ摂取したとしても、それだけでは健やかな身体は維持できません。
若々しい、しなやかで健康な体を長く維持するためには筋肉も必要です。
そのためには、適度な運動も大切ということになりますね。
しかしながら、やみくもに身体を動かしても逆に身体を壊してしまいかねません。
60代の知人で、添加物等にこだわった食生活を送り、週に何度かジムに通って適度な運動をしている方がいました。
ですが、その方は末期の癌がわかり、残念ながら亡くなられました。
健康でいるためには食事と運動以外に何が必要なのか?と改めて考えさせられました。
セラピストさんなら気付く部分でもありますね^^
私はイギリスでアロマセラピーを学んだ時、『ホリスティックな』視点を持つこと、クライアントに対して『ベストを提供すること』を何度も教えられました。
その『ベスト』がアロマトリートメント以外なら、その療法を紹介するようにと言われた時にはかなり驚きましたが、そうした英国人講師の姿勢からたくさんのことを学ばせてもらい、今でも私のセラピストとしての礎になっています。
特に更年期以降、老年期に向けては、『若さ』は失われていきます。
体力も落ち、体の臓器は疲労してきています。
こうした更年期以降に向けて、私たちが気を付けていくべきことは何でしょうか。
人生100年時代と言われる現代、私たち自身のためにも、私たちが関わらせていただく方々のためにも、必須といえる講座です。
例えば膣のケア。
最近フェムケアという言葉をよく聞くようになりました。
それでも、膣のケアといえば性交渉のためというイメージを持っている方も少なくありません。
それだけではないのです。
膣や骨盤底筋の適切なケアを行わずに過ごすことは、子宮脱、尿漏れ、便漏れにつながる危険があります。
聞くところによると、65歳以上の4人に1人が便漏れを起こすとか。
尿漏れはまだ隠せても、便漏れとなると外出もできず、生活のQOLにかなり影響を与えることは言うまでもありません。
9人に1人といわれる乳がんを経験した身としては、4人に1人と言われては他人事だとは思えなくなってしまいます。
すっかり長文になってしまいました。
更年期ケア講座は、管理栄養士、薬剤師、パーソナルトレーナー、ハーバリスト、アロマセラピストが担当いたします。
更年期鬱を克服、ほぼ更年期障害の経験なし、高齢者施設で日々老化に向き合っている、そんな様々な経験を持つ講師たちから実体験を交えての講座を受けられるのはこの講座だけではないかと自負しています。
それぞれの得意分野とホリスティックな視点から、プレ更年期、更年期、そして老年期に向けての身体づくりや心地よい暮らし方をお伝えします。
・様々な更年期障害や更年期の症状への各担当からの対応法
・ポッコリお腹の原因とケアは?
・老年期に向けての筋肉や骨を考え、ケアしていく
・エストロゲンが減少するなら、その代わりはどうする?
・更年期ごろから腰痛や肩こりが増えてくるのはなぜ?
女性のライフステージの変化のフィナーレとも言える閉経期とそれ以降の長い時期。
しなやかな身体と心で健やかに過ごしていきましょう!
最期に私の個人的な考えもオマケに♪
がん予防=老化予防=最強のアンチエイジング!
開催は3日間 確実10時~16時(お昼休憩含む) オンライン受講可能
講座料金:108,000円
*日程は最新講座日程でご確認ください。