このところ「卵子の老化」の話が取り上げられることが増えてきました。
私の世代では、結婚までは避妊するという考えで、
逆に避妊しなければすぐに妊娠できるものだと思っていたのです。
ところがいざ子供が欲しいと思ってみても、待てど暮らせど妊娠することもなく・・・
不妊治療というものを受けることになりました。
精神的にも肉体的にも、かなりの負担でした。
あぁ今月もダメだった、と落ち込んでまた痛い注射でお尻が赤くなるわけですから。
最近ようやく、避妊だけでなく妊娠に適した時期の話も、高校の保健の授業で取り入れてくれるところが出てきたようですね。
女性の社会進出が推奨される現代、キャリアを望むのも出産を優先するのも個人の自由です。
ただ、知ったうえでの選択をすることが大事だと思います。
いつでも妊娠できるからと仕事をバリバリして35歳を過ぎたらなかなか妊娠できず、
働いてきたお金を不妊治療につぎ込むことになっては、後悔してもしたりません。
年齢が上がるほど妊娠率は下がり、さらには卵子も老化する!のです!
卵子の老化が何を意味するか?はおそらく妊活中の方などはショックなお話だと思います。
スクールなどでお話しすると、『聞きたくなかったわ~』と適齢期の方から言われることも・・・
芸能人など40歳過ぎで妊娠される方も話題になるし、
世の中不妊産業もあり、いつでも妊娠できそうに宣伝されることもありますが、それは大きな間違い。
妊娠自体もそうですが、その後生まれる子供に負わせるものも考えなければ、と思う卵子の話。
そしてもうひとつ聞いてみたくてお願いした生殖医療の現在。
日々進化する医療技術に、今では学校の一クラスに1人は体外受精による妊娠で生まれた子供がいるそうです。
体外受精、精子や卵子の冷凍保存、出生前診断、代理母など・・・
人はどこまで望むのか、どこまで人の手を介入してよいものか。
将来成長した時の子供の心理や法的問題など、簡単ではありません。
私自身も不妊治療を経験していますが、その立場になってみないとわからない心境もあります。
ご自身も女性であり、そして女性の一生に添いたいと願うセラピストでもあるからこそ、
助産師赤堀さんの語る話に参加者の皆さんは本当に真剣に聞き入っていました。
赤堀さんの講座はいつもわかりやすくて楽しいのですが、
今回ばかりはテーマがテーマなだけに皆さんショックを受けたりしんみりと考え込んだり、
という場面も多かったですね。
私を含め、それだけ深い学びだったということだと思います。
その後は楽しく美味しいランチ会。
皆さんに今年の抱負を語っていただきました。
新年に言葉にすると叶うって言いますよね(^O^)
私も、まだまだ進化中のホリスティックマタニティケア協会の展望をお伝えさせていただきました。
このような会はまた機会を作って開催させていただきたいと思います。
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