出産後の身体の変化、産後に多い病気やマイナートラブルとその対応法を学びます。施術のみでなく、産後ママ自身が日常に取り入れられる食事やアロマセラピーやハーブの活用、身体の不調と目的に応じた簡単なトレーニングなどセルフケアのアドバイスができるようになります。
肩こり腰痛、便秘、骨盤や骨盤底筋群、会陰のケアなどは、産後のみに関わらず女性のライフステージを通して役立つ知識でありケアでもありますね。
実際に産婦人科での栄養指導を担当していた管理栄養士、産婦人科勤務後、産後訪問を行ってきた助産師による講座を少人数で受けられるのも当協会ならではの特徴です。
産後ケアを行うことで、このような喜びの声を産後の女性からいただきます。
・出産後のこの1年で、赤ちゃんを産んでよかったとはじめて思えた
・乳腺炎を繰り返さなくなった
・腰周りの違和感もなくなり、身体が軽くなった
・手のあたたかさで固まっていた心までほぐしてもらえた気がする
・夫への嫌悪感の理由がわかり、お互いに歩み寄れる良い関係になった
・セラピストさんにこんなに色々教えてもらえたり相談できるなんて嬉しい
・子連れで出かけにくいので、骨盤関係のセルフケアを教えてもらえて助かった
・教えてもらったセルフケア、母に教えたら母自身が色々やって喜んでました^^
・産後ケアがこれからの更年期や老後も関連してくることがわかり、今知ってよかった
かわいい赤ちゃんとの楽しい生活、将来の健やかな暮らしのために、産後ケアの大切さを伝えていきましょう。
【受講案内】
対象 | セラピスト、エステティシャン、妊娠中・産後の女性に関わる仕事をされている方 |
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受講時間 | 15時間(1日5時間10時~16時×3日間) |
料金 | 98,000円 *マタニティケア講座受講者割引あり |
持ち物 | 筆記用具、施術のできる服装 |
講師 | 安藤伸子、町田ひとみ(助産師)、ひはらみほ(管理栄養士)、鈴木清子(パーソナルトレーナー)、山下美紀(ハーブテキスト監修) |
座学 | ・産後ケアに関わる心構え ・産後の母体の状況(ホルモン、子宮復古、母乳の分泌など) ・産後の骨盤の状態と生活習慣上の注意事項 ・骨盤ベルトは有効?産後の過ごし方は更年期に影響する?などの疑問 ・産後のマイナートラブル予防・改善のための食事療法 ・産後ダイエットについて ・産後に多いトラブルと対応法(自然療法での手当、アロマやハーブなど) ・赤ちゃんのケアに活用できるハーブと使い方 助産師による講座 ・医療従事者の立場からセラピストに望むこと ・産後の骨盤の開きの確認方法 ・母乳、乳腺炎、腱鞘炎、産後に多い疾病 ・病院での産婦への指導、助産師による産後訪問の概略 |
実技 | パーソナルトレーナーによるセルフトレーニング指導 ☆産後の激太りを解消されそれを維持して現在に至るご経験を学べます ・産後の時期に応じた適正なトレーニング (肩こり・腰痛改善、骨盤調整、尿漏れ改善、骨盤底筋群の引き締め、バストアップなど) 産後トリートメント ・産後トリートメントの禁忌と注意点 ・帝王切開後の対応 ・入院中の方への施術のポイント ・産後ケアに適した姿勢やタオルワーク、セッティング ・骨盤ケア ・乳腺炎予防、母乳の分泌を促進するトリートメント ・産後ケアにおすすめの手技 *トリートメント実技はボディケア経験者(オイルまたは整体など)が対象となります。 *フルボディの手技全ては含まれません。 仰臥位、伏臥位、側臥位で特に産後に適した手技をお伝えします。 |
- 産後の女性へのケアが可能となり客層が広がる
- 技術のスキルアップ、ブラッシュアップに
- 産婦人科勤務後、産後訪問を行ってきた助産師より専門知識を学べる
- 産婦人科で栄養指導を担当していた管理栄養士より産後の食事療法を学べる
- 産後女性の身体を知り、起こり得るトラブルへの対応(自然療法、アロマ、ハーブ、産後ヨガなど)を学べる
- お客様に産後に多いトラブルのセルフケアをお伝えできるようになる
- 女性の一生を通じて役立つ知識やケアを学べる
【代表 安藤伸子より】
出産後の身体の変化、産後に多い病気やマイナートラブルとその対応法を学びます。また、産後の女性へのセラピストによる施術のみでなく、産後ママ自身がセルフケアとして日常に取り入れられる食事や身体のケアのアドバイスができる出産という人生での一大イベントを終えたばかりの女性の身体。100人いれば100通りのお産がありますが、出産を経て、程度の差はあれ心身ともに大きな変化を迎えるのは皆同じ。
もうお腹に赤ちゃんはいないのだからと、すぐに妊娠前の身体の状態に戻れるわけでも、『母』としてすぐに子育てや家事ができるわけでもありません。産後の女性の身体と心に起こる変化を知ること、ご本人にもご家族の方にも正しく知っていただくことが大切。ご家族の方の理解と協力なしには、産後の女性の心身の負担は決して楽にはならないのですから。私自身、2人の子供の出産後に、孤育て、乳腺炎、骨盤の不調、メニエル病などを体験しました。
セラピストとして産後ケアに携わるようになってわかった、あの頃の自分がもしこれを知っていたら?受けていたら?やっていたら?…どんなに日々の生活が違っていたかと今にして思うことを、講座でお伝えしています。もちろん、たくさんの産後ママと接する中でのお悩みへの対応もふんだんに。
たとえば、妊娠の維持と出産に向けて分泌されていたホルモンとその出産後の変化によって起こる症状、これを知るだけでも身体の変化や心の変化の原因と対応がわかります。慣れない新生児の世話は昼夜問わずに本当にたいへんで、経験してみないとわからないほど。最近では『産後クライシス』という言葉もありますね。セラピストの手のぬくもりを感じるだけで、張り詰めていた気持ちも身体も楽になることもあるのです。産後の女性が、健やかに明るく楽しく家庭生活を送れるよう、その手助けのできるセラピストが増えることを願っています。