妊活に関する情報は年々増え続け、何が正しいのか分からないまま、不安を抱えている方も少なくありません。
「何を信じたらいいのか分からない」
「自分に合った方法が分からない」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。そしてそれは、妊活さんへのケアを行うセラピストも同様です。
■ 妊活ケアとは?
妊活ケアとは、妊娠に向けて身体の状態を整えるために、生活習慣・栄養・心身のバランスを総合的に見直していく取り組みです。
妊娠は、単にタイミングだけで決まるものではなく、
・ホルモンバランス
・血流や代謝
・栄養状態
・ストレスや生活環境
といった、さまざまな要素が関わっています。
特に、卵子や精子も“身体の一部”である以上、日々の暮らしの影響を受けています。
そのため妊活では、食事(栄養)・睡眠・運動・ストレスケアなどを整えながら、妊娠しやすい状態を土台からつくっていくことが重要になります。
医療の力を活用することも選択のひとつですが、自分自身の身体を整える視点を持つことが、その効果をより高めることにもつながります。
本講座では、こうした妊活の本質を理解し、現場で活かせる知識として身につけていきます。
■ 妊娠についての「正しい知識」を身につける
本講座では、妊娠の仕組みや身体の働きについて、丁寧に理解していきます。
監修は、元胚培養士として高度生殖医療の現場で多くの症例に携わってきた仲宗根康先生。
実際に精子・卵子・受精卵と関わってきた経験をもとに、一般にはあまり知られていない現場の視点も交えながら、妊娠を多角的に捉えていきます。
私たちは本来、生命をつないでいく力を持っています。
一方で現代は、急速な生活習慣の変化や環境の変化、高度に発展した医療技術、そして不妊の増加といった、さまざまな要素が重なり合う時代でもあります。
だからこそ、一つの情報に偏るのではなく、妊活そのものを見つめ直す視点を養います。
■ 医療×生活習慣の両面から整える
本講座は、『妊活に不妊治療はいらない』著者であり、胚培養士として高度生殖医療に携わってきた仲宗根康先生の理論をもとに構成されています。
その根底にあるのは、「細胞レベルから身体を整える」という考え方です。
卵子もまた身体の一部であり、日々の食事・睡眠・運動といった生活習慣の影響を受けています。
本講座では、
・管理栄養士による食事と栄養
・パーソナルトレーナーによる身体づくり
・アロマやハーブを取り入れたセルフケア
などを通して、日常の中で実践できる具体的な整え方を学びます。
任せるべきは医療に任せ、同時に自分自身の身体を整えていくという視点を持つこと。
それが、妊娠に向けた土台づくりにつながります。
■ 妊活は「妊娠のため」だけではない
妊活は、単に妊娠という結果だけを目指すものではありません。
近年では プレコンセプションケア という考え方も広まり、妊娠前からの健康づくりが、その後の妊娠・出産、さらには将来の健康にもつながることが重視されています。
講師自身、長年にわたり妊婦さんのケアに携わる中で、妊娠期の身体の状態や過ごし方が、その後に大きく影響する場面を数多く見てきました。
また、自身の不妊治療や切迫流産の経験を通しても、妊活中の心と身体のあり方の大切さを実感しています。
現場では、「不妊治療をやめた後に自然妊娠した」「身体を整えたことで自然妊娠につながった」という声を耳にすることも少なくありません。
その背景には、ストレスや生活習慣、身体の状態など、複数の要因が関係していると考えられます。
本講座では、
・身体を整えること
・日常の過ごし方を見直すこと
・心の状態に目を向けること
といった、セラピストだからこそ寄り添える視点を大切にしています。
医療を受けている方にとっても、その効果をより良い形で活かしていくためのサポートにつながります。
妊活を「つらいもの」にするのではなく、これからの人生を健やかに過ごすための土台づくりとして捉えること。
その視点も、この講座でお伝えしています。
妊活ケアBasic講座案内(オンライン受講可)
| 対象 | 施術者(妊活・不妊治療中の方への施術を行う方) 専門職・指導者(妊活・不妊治療中の方への指導を行う方) *ご自身の妊活のために学びたい方も受講可能 |
|---|---|
| 受講時間 | 10時間(1日5時間10時~16時×2日間) |
| 料金 | 68,000円(オンライン受講可) |
| 講師 | ひはらみほ(管理栄養士)、鈴木清子(パーソナルトレーナー)、安藤伸子 山下美紀(メディカルハーブテキスト監修)、 仲宗根康(テキスト・講座監修) |
| 講座内容 | ◆妊娠の仕組みと不妊治療の基礎理解 ・不妊治療の現状と基本的な流れ ・医療に任せる部分と日常で整えるべきこと ◆食事・運動・セルフケアから整える身体づくり ・ホルモンや男女の身体を整える食と栄養 ・妊娠のための本当のファスティングの考え方 ・妊活に必要な身体づくりとセルフトレーニング ・アロマ・ハーブを活用した心身のケア ◆セラピストによる施術 ・妊活さん対象の施術のポイント ◆自分でできる血流改善・セルフケア ・腹部セルフマッサージ(子宮周辺へのアプローチ) ・妊活に役立つリフレクソロジー ◆仲宗根先生の理論に基づく本質的な理解 ・不妊をどのように捉えるか(身体からのサインとしての理解) ・治療との向き合い方とステップアップの考え方 ・妊娠に影響する生活習慣(食事・睡眠・運動) ・卵子の質と細胞レベルの身体づくり ・体質改善の意味と重要性 ・温め方やセルフケアの考え方 ・思考やストレスが身体に与える影響 |
協会認定 妊活ケア認定講師養成講座
| 対象 | 協会認定妊活ケア講師として活動していきたい方 *上記妊活ケア講座受講者のみ |
|---|---|
| 受講時間 | 5時間×2日間(10時~16時お昼休憩1時間含む) |
| 料金 | 58,000円(認定証代込み) |
| 講師 | 安藤伸子 仲宗根康(テキスト・講座監修) |
| 講座内容 | 妊活ケア講座の理解を掘り下げて学ぶ |
| 特典 | 妊活・不妊治療中の方向け1day講座用テキストの提供 協会HPにて認定講師として紹介 1day講座受講生からの質問等へのフォロー体制あり |
☆どちらの講座もオンライン受講可能。
私自身、かつては「避妊をしなければ自然に妊娠するもの」だと思っていました。
しかし実際には、望んでもなかなか授からず、不妊治療に通うことになりました。
言われるままに治療を受ける日々の中で、思うようにいかない現実や、繰り返される検査や投薬に、心も身体も少しずつ余裕を失っていったことを覚えています。
そしてある時、家庭の事情で3か月ほど不妊治療を休みたいと申し出ると、医師から「あなたは自然妊娠は難しいから(その間の避妊は不要)。」と言われたことがありました。
その言葉はとても重く、自分自身の存在意義を否定されたようにも感じました。
けれど、まさにその期間に妊娠したのです。
この出来事を通して強く感じたのは、妊娠という結果は、単一の要因だけで決まるものではないということです。
身体の状態、日々の生活、心のあり方――
さまざまな要素が複雑に関わり合っていることを、身をもって実感しました。
また、イギリスでリフレクソロジーを学んでいた際、妊娠をあきらめていた受講生3名が、学びの期間中にまさかの自然妊娠という場面にも立ち会いました。
特別な治療をしたわけではなく、日々のケアと身体への向き合い方が変わったことが、一つのきっかけになっていたのかもしれません。
こうした経験を重ねる中で、「妊娠のための身体づくり」は、決して特別なことではなく、本来の健やかな状態へと整えていくプロセスそのものだと考えるようになりました。
さらにその後、自身の病気を経験したことで、身体はすべて細胞の積み重ねであり、日々の選択や習慣がその状態を左右しているということを、より深く実感することになりました。
妊活のための取り組みは、妊娠という結果だけでなく、その後の人生の健康や生き方にもつながっていきます。
だからこそ、無理を重ねるのではなく、自分の身体の力を信じながら、必要に応じて医療の力も上手に取り入れていくこと。
そのバランスがとても大切だと感じています。
妊活を「つらいもの」にするのではなく、これからの人生をよりよく生きるための土台づくりとして捉えること。
本講座では、そのために必要な視点と実践を、現場経験と実体験の両面からお伝えしています。
~協会代表 安藤伸子より~

















