マタニティケア・マタニティトリートメントの資格を取得できますか?
マタニティケアやマタニティトリートメントを習いたいというセラピストさんから、
そんなお問い合わせやご相談をいただくことが増えてきました。
お話を伺うと、皆さんのこういうお悩みが見えてきます。
・サロンが増えて飽和状態、今後も続けていけるのか?
・サロンの強みとなる特徴が欲しい
・妊娠出産経験がない
・妊産婦ケアの確かな知識と技術を本当に学べるか?
・短期間のマタニティスクールで学んだが不安なままに終わった
それに対して、マタニティケア・トリートメントを身に付けるメリットは?
・妊婦さんのケア・トリートメントができるようになる
端的に言えばこの一行の文に尽きます。
しかしながら、この一行は深く広い意味を持つのです。
・セラピストとしての幅が広がる=
妊娠されたお客様も引き続きお受けできる
新規で妊婦さんにいらしていただける
・セラピストとしての信頼が深まる=
マタニティ期を含む女性のライフステージに対応できる
妊娠中にも対応できる施術者だという評価を受けられる
マタニティケアの資格が欲しいというその背景には、最近ニュースでも取り上げられるようになった影響もあるのでしょう。
妊産婦ケアのニーズが高まり、その必要性が認知されてきたのはとても喜ばしいことです。
ですが、一時の流行で終わらせてはいけません。
大切なのは『続けていく』こと。
これは決して簡単なことではありません。
当協会では、マタニティケアを志すセラピストさんが、長く活動を続けていけるような知識と技術をお伝えしています。
また、卒業生のスキルアップにつながる講座も随時開催しております。
【マタニティケア・トリートメント講座 受講対象者】
・マタニティ期特有の症状やそのケアを学びたい方
・産前産後に特化したサロンを開きたい方
・他スクールで学んだものの、自信が持てず行動に移せない方
・妊産婦さんへの施術を強みとしたい方
・女性の一生を通じてのケアを行いたい方
卒業生の中には、フルボディのオイルトリートメントは未経験という方もいらっしゃいました。
妊産婦ケアへの熱意と志の高いリフレクソロジストさん、オイルはほぼデコルテ周りのみのエステティシャンさんでした。
また、マタニティケア専門ではないけれど、妊婦さんも施術するにあたり信頼できるスクールできちんと学んでおきたいからと受講された美容師さん(ロルファー、ヘナアーティスト)もいらっしゃいます。
短期間のスクールで学んだけれど不安で実際に施術できないという方も何名かいらっしゃいました。
そんな方が、当校のホームページを見られ、ここならばと受講を決められる理由は、
・自身が妊娠・出産でつらい思いをしたため
・カリキュラムやフォローなどスクールの体制がしっかりしている
・卒業生の確実な活動状況
・卒業後も頼りになる
・座学の内容が充実、さらに実習も実践的
・スクール保険があるのはここだけで、信頼できる
皆さん、卒業後は自身をもって妊婦さんへの施術をされています。
スクールでは、そのような状態で活動していけるよう、充実した内容のカリキュラムを組んでいます。
【マタニティケアにおいて資格以上に大切なもの】
妊産婦ケアを学びたい、マタニティケアの資格を取得したいと思われる方は、まずご自身に質問してみてください。
『妊婦さんとお腹の赤ちゃんへの愛情はある?』
『何のためにマタニティケアを学びたいの?』と。
私は、妊産婦ケアを志す方にとって一番大切なのは『愛情』だと思っています。
妊娠・出産は、どうか愛に包まれるものであってほしいと心から願ってやみません。
妊婦さんとお腹の赤ちゃんを愛おしむ気持ちが私たちセラピストの根本にあれば、
・接客
・施術
・アドバイス
など全ての行動に通じ、誠意と責任ある安全な対応につながります。
もちろんボランティアではないのですから、『愛があれば』だけでは通用しません。
セラピストとして、お客様に提供したものに対して代金をいただくのです。
お客様にご満足いただき、不調があるならその改善につながる技術や知識を身に付けなければなりません。
代金をいただくに値しないようなものであれば、スクールにいらしていただく意味もないといってよいでしょう。
その技術や知識の証として、『資格』を必要とするセラピストさんが増えてきたのだと思います。お客様に提示できるように『形』が欲しいという方もいらっしゃいました。
現在の日本では、セラピストには国家資格は必要ありません。
『セラピスト』と名乗るまでの過程も人それぞれ異なります。
マタニティケアに関しても、ごく短期間のスクールで受講生を集めてセミナーを行い、終了時に何らかの『資格』を出すところもあります。
当校にご縁のある方、縁あってこのHPをご覧くださった方には、ぜひその『資格』の内容こそを重視していただきたいと思います。
では、
その『資格の内容』とは?
マタニティケアを習得するとどうなるの?
を考えてみましょう。
【マタニティケアを学ぶことのメリット・特徴】
具体的には、つわりに始まるマイナートラブルと言われる妊娠中の不調;
・肩こり/腰痛
・浮腫(むくみ)
・静脈瘤
・こむら返り
・股関節痛
・恥骨痛
・便秘や痔
・手根管症候群
・不安、イライラなどのストレス
などの原因、妊婦さんご自身でできるセルフケア法、セラピストが行う施術を学びます。
妊娠時特有の疾病については助産師さんよりお話を伺います。
また、妊娠中の女性の身体や心の状態を理解するためには、解剖生理・病理学も必須。
妊娠中のホルモンの変化を知ることで、ホルモンについての理解が深まり、ライフステージを通してのホルモンの働きまで理解できるようになります。
一方、妊婦さんにとっても、マタニティケアを受けることによりたくさんのメリットがあります。
・マイナートラブルの改善
・胎児の健やかな成長
・分娩時間の縮小や痛みの軽減
・充実した妊娠生活
妊婦さんが心地よくマタニティライフを過ごし、出産、そしてその後の赤ちゃんとご家族での新生活を楽しく幸せに遅れるように。
心と身体の準備をしていく、その傍らに必要とされるセラピストになりましょう。
【受講者の声】
当校ならではの講座を受講し、卒業された生徒さんからも心強いうれしいご感想をいただきます。
・一生ものの知識と技術を学べた
・側臥位の施術の奥深さやバラエティの豊富さ、通常の方への応用に感激
・少人数制でしっかり学べる上に、助産院実習と妊婦さんへの施術練習まであり、自信につながった
・他で何度かマタニティケアを学んでいてもびっくりするほど新しい発見があった!
・お客様に何を聞かれても困ることなく、その方に必要なアドバイスができるようになった
・卒業後も何かあれば相談したり、ブラッシュアップにつながる機会を設けてもらえて頼りになる
・他の卒業生の活躍を見てよい刺激をもらえる
当校のカリキュラムは、私自身の妊娠体験とこれまでの施術経験から築き上げてきました。
卒業生からのご感想もその成果だと思っています。
また、卒業生の皆さんが当校の理念を理解し、その後も更なる向上のために日々努力を続けられているからこそだと誇らしく思います。
今の彼女たちは、マタニティケアの資格という『名』よりも、自身の依って立つ確かな知識や技術という『実』により信頼され、活動を広げられているのです。
その知識や技術は、講座内の実技練習モデルとしていらしていただいた助産師さん、妊婦さんとしていらしてくださった助産師さんや看護師さんからも高い評価を受けています。
産婦人科・助産院でのご勤務経験のある現役助産師さんからのご感想もぜひご覧ください。
マタニティケアの必要性は今後もますます高まっていくことでしょう。
その背景には、晩婚化、核家族化、人とのつながりの希薄さといった現代の社会情勢もあります。
『自殺が最大の妊産婦死亡原因(東京都23区での2005~2014年の調査による)』という、
日本産婦人科学会より衝撃的な発表があったことを記憶されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
妊産婦さんのお悩みには、医療従事者ではない私たちセラピストだからこそお役に立てることがたくさんあります。
上にあげたマイナートラブルも、妊婦さんにとっては日々の暮らしを脅かすほどの重要な問題。
私が独自に行ったアンケート(回答数100件以上)によると、
・マタニティトリートメントがマイナートラブルの改善につながるとは知らなかった・・・60%強
・そうであるなら、妊娠中にマタニティトリートメントを受けたかった・・・90%強
という結果が出ました。
また、妊婦さんOKのサロンを探したけれど見つからなかった、妊娠中だからこそ信頼できるサロンで受けたいという声もありました。
自然療法、代替医療の盛んなイギリスやフランスでは、妊産婦ケアは広く認められています。
日本でも、マタニティケアセラピストとしての活動の場はこれからも広がっていくことは間違いありません。
妊産婦ケアを行う上で最も大切なのは『愛情』だと最初に書きました。
経営面で収入につなげることももちろん重要です。そのための技術や知識を身に付けていただきます。
ですが、妊婦さんとお腹の赤ちゃんをいとおしく思う気持ちを忘れないでください。
私たちが妊婦さんに寄り添う気持ち、手のぬくもりから伝わることもたくさんあると思いませんか?
そのぬくもりを感じたお母さんは、同じようにお子さんに接し、その温かさは次世代へと受け継がれていくことでしょう。
当校では、皆さんが真摯にマタニティケアに取り組みたいと学ばれた証、今後の励みにつながるよう想いを込めて『修了書』をお渡ししています。
【講座内容】
全6回(5時間×6日間)
妊婦さんとの実技練習2回、助産院実習含む実技練習・・・計6回
座学は、助産師、管理栄養士、メディカルハーブセラピストの講義含む計6回
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